マリア・アルトマン写真

マリア・アルトマン(1916~2011)

1907年
グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」通称「黄金のアデーレ」が完成。
1916年
2月18日オーストリア・ウィーンの裕福な家にマリア誕生。
1925年
叔母アデーレ髄膜炎で死去(享年43)、マリア9歳。
1937年
フリッツ・アルトマンと結婚、マリア21歳。
1938年
3月13日、ナチスがオーストリアを占拠。
肖像画を含む価値ある家財道具がナチスに奪われる。
フリッツとマリアはアメリカに亡命。
1943年
「黄金のアデーレ」オーストリア国立ベルベデーレ美術館に展示される。
1945年
11月叔父フェルディナント・ブロッホ=バウアー死去。
1994年
夫フリッツ死去、マリア78歳。
1998年
弁護士ランドル・シェーンベルクに叔母の肖像画の返還協力を依頼、マリア82歳。
1999年
美術品返還審問会に審理要請、却下される。
2000年
オーストリア政府に対し訴訟を起こす。
2006年
ウィーンの調停にてマリアへの返還判定を勝ち取る。
「黄金のアデーレ」ニューヨーク、ノイエ・ギャラリーに展示される。マリア90歳。
2011年
2月7日アメリカ・カリフォルニアで94歳で永眠。